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家づくりラボ

2018-06-30

【佐賀新築コラムVol.204】新築・平屋計画

2018-06-30

佐賀・鳥栖で新築注文住宅をご提案しているクレセントホームです。
クレセントホームでは、平屋も視野に入れながら
新築のご計画をスタートされる方がいらっしゃいます。

「平屋=ご年配の夫婦が2人で暮らす家」という
イメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
実は今日、平屋という選択肢は幅広い世代から支持され、
人気が高まっているのです。
その理由の一つは、若い世代の意識の変化にあります。
子どもが大きくなって独立した後、実家では両親がほとんどの時間を
1階で過ごす姿を見ており、新築の購入時には
将来のことを考えて平屋も視野に入れるというわけです。

平屋での生活は、上階がないため空を近くに感じられるなど、
屋外との心理的な距離がとても近く、自然を身近に感じることができます。
クレセントホームでも、平屋らしいかっこいい外観から、
平屋には見えないようなボリューム感のあるシルエットまで、
様々なスタイルの平屋を建築してきました。

リビングの延長に深い軒下の空間を設ければ、室内から庭までがつながります。
自然をいつも身近に感じながら生活することができるのです。

平屋は、子育て家族からも高い支持を集めています。
廊下で部屋を区切る間取りが少なく、部屋と部屋が隣接しているため、
LDKから直接寝室や子ども部屋に出入りできる間取りなら、
子どもとの触れ合いや家族のコミュニケーションがうまれます。
それぞれの部屋にいても、すぐそばに気配を感じられる暮らしがしてみたいですよね。

そんな平屋での生活の最大のメリットは、階段の上り下りの負担がなくなることです。
日常生活の不便が減るとともに、家事の負担も減らせます。
ワンフロアなので掃除がしやすく、
洗濯物をわざわざ2階のバルコニーまで干しに行く手間もありません。

また、天井が高く開放感があるのも平屋ならではの特長です。
平屋の屋根形状を生かした勾配天井のリビングや、
広い開口部によって家中に光や風が入るなど、
平屋にしかできない間取りがあります。

さらに平屋には、ライフスタイルの変化に応じた可変性もあります。
2階建ては構造的に階段の位置をずらせないことが多く、
間取りの変更に制限が生じますが、
平屋は比較的自由に間取りを変えることができます。
若い時に建てた住まいでも、
家族構成や暮らしの変化に合わせて間取りを変えやすいのです。

平屋のデメリットや建てる際の注意点を挙げるとすると、
やはりある程度敷地の広さが必要になることでしょう。
周囲に住宅が近接している小さな土地に平屋を建てても、
平屋ならではの特徴が出せません。
ただし、家族の人数が少なければ、それほど広い土地は必要ありません。
なぜなら、2階建ては階段に面積をとり、
さらに階段から各部屋にアクセスするためのホールが必要ですが、
平屋ではそれらが不要なため、床面積を効率よく活用できるからです。
収納量が必要な方は、屋根面を有効活用して
小屋裏収納をつくってみてはいかがでしょうか。